USBアイソレーションハブ(USBの入力と出力を電気的に切り離すハブ)
光で切り離し、バッテリーで動かす。
OMNI USB
ストリーマー(ネットワーク再生機)やPCとUSB DACの間に置く、オーディオ用のUSBハブです。送り側に置く小さな箱「USB OptiLink」と、DAC側に置く本体の二台構成。入力と出力を光で、電源をバッテリーで切り離す、二段構えのUSBハブです。
発売中
オープン価格(市場予想価格 152,900円前後)
- 本体+USB OptiLinkの二台構成(光ケーブルで接続)
- 8,000mAhバッテリー内蔵
- USB出力「PurePort」5つ(データ用3・電源専用2)
- S/PDIF出力(同軸2・光1)、BNC外部クロック入力
なぜ要るのか:ハブには、各機器の電気も集まる。
USBハブは、つないだ機器をひとまとめにする便利な装置です。そのとき、機器ごとの電気ノイズも同じ場所に集まり、ほかの機器へ広がることがあります。
オーディオでは、コンセントからの主電源もノイズ源のひとつとして知られています。
OMNI USBは、信号を光で渡して入力側と出力側を電気的に分け、本体の電気はバッテリーでまかなう構成です。切り離す場所は、光ケーブルの区間と、バッテリーの二か所。
ストリーマー/PC
USB
USB OptiLink
電気を光に
光ケーブル
OMNI USB本体
光を電気に・バッテリー給電
PurePort
USB DAC
光ケーブルの区間で、電気の道が途切れます。

送り側のそばにUSB OptiLink、DACのそばに本体。二台を光ケーブルで結びます。
OMNI USBの3つの特長
01 信号は、光で渡す。
送り側のUSB OptiLinkと本体を光ケーブルで結び、入力と出力の電気をつながない構成です。光の区間で、電気の道が途切れます。
02 出口ごとに、ノイズ低減回路。
USB出力「PurePort」5つ(データ用3・電源専用2)それぞれに、ノイズを打ち消す回路を備えます。DACは、データ用につなぎます。
03 電気は、バッテリーから。
8,000mAhのバッテリーで本体を動かし、コンセント側の電源と本体の回路を直接つなぎません。光と電源の二か所で切り離します。
試聴レビュー
「OMNI USB接続後はなめらかな声を取り戻した。」
PHILE WEB・山之内 正(2025年10月2日)
PHILE WEB|オーディオ評論家 山之内 正氏(2025年10月2日)
ネットワーク再生機器とUSB DACの間にOMNI USBを接続し、ソプラノの歌声を聴いた記事です。
提供記事からの一部引用です。感じ方は機器や環境で異なります。
こんな方に向いています
- PCやストリーマーからUSB DACへ、USBでつないでいる
- USB入力のない愛用のDACを、USBの音源につなぎたい
- USB機器が増え、電源まわりを整理したい
買う前に確認すること
置き場所|本体 214×158×41mm・1.19kg/USB OptiLink 99×93×24mm。付属の縦置きスタンドで立てて置けます
二台の距離|付属の光ケーブルは1m。送り側のそばにUSB OptiLink、DACのそばに本体
電源|コンセント1口(15V電源アダプター付属)
DACの入力|USB、同軸デジタル、光デジタルのいずれか
つなぎ方:3ステップ
ストリーマー/PC
① USB
USB OptiLink
② 光ケーブル
OMNI USB本体
15V電源アダプター(付属)
③ PurePort
USB DAC
① 送り側 → USB OptiLink
ストリーマーやPCのUSB出力を、付属のUSBケーブルでUSB OptiLinkのUSB-C(Host)入力につなぎます。
② USB OptiLink → 本体(光)
付属の光モジュール(SFP。光ケーブルの両端に挿す部品)を、USB OptiLinkと本体の光端子に1個ずつ差し込みます。付属のLCファイバーケーブル(1m)の両端を、それぞれのモジュールに挿します。同梱は10G用2個・1.25G用2個。使い分けは取扱説明書で確認できます。
③ 本体 → DAC、電源を入れる
本体のデータ用PurePort(USB-CまたはUSB-A)をDACにつなぎ、付属の15V電源アダプターを本体に接続して電源を入れます。USB入力のないDACは、同軸または光デジタル出力につなぎます。
端子の名称
本体の端子
① | USB-C(前面)
② | SFP光入力(10G・1.25G)
③ | BNC外部クロック入力
④ | 同軸デジタル出力(標準/高電圧)・光デジタル出力
⑤ | PurePort USB-C×1・USB-A×2(データ用)
⑥ | PurePort USB-A×2(電源専用)
⑦ | USB-C(背面)
⑧ | DC電源入力
USB OptiLinkの端子
① | USB-C(Host)入力
② | USB-C(PD3.0/100W)
③ | SFP光出力(10G・1.25G)
つないだ後は、画面で確認。
前面のカラーTFTディスプレイに、USBポートごとの電圧・電流・消費電力と、PurePortを含む電源ノイズの状態を表示します。

前面のカラーディスプレイと操作ノブ。
同梱内容
OMNI USB本体
USB OptiLink(送り側に置く小さな箱)
15V電源アダプター
縦置きスタンド
LCファイバーケーブル(1m。二台を結ぶ光ケーブル)
USB-C to USB-Cケーブル(1m)
USB-A to USB-Cケーブル(1.5m)
SFP LCファイバー10Gモジュール×2(光ケーブルの両端に挿す部品)
SFP LCファイバー1.25Gモジュール×2(同上)
準備はこれだけ。購入先はこちらから。

設置例。放熱のため、周囲に少し空間をとってください。
仕組み:光、出口、バッテリー
光絶縁 ― 電気の通り道を分ける
光絶縁は、信号を光で渡すことで入力と出力の電気の通り道を切り離す方法です。橋をかけずに、光の合図で向こう岸へ情報を渡すイメージ。余計な電流が回り込む道も、この区間で分けます。
USB OptiLink
電気を光に
光ケーブル
電気はここで途切れる
OMNI USB本体
光を電気に
PurePort ― 出口でノイズを打ち消す
ノイズ低減(ANC)は、ノイズと逆向きの信号を重ねて打ち消す回路です。この回路を備えたUSB出力がPurePortで、データ用が3つ、USBから電気を受け取って動く機器への電源専用が2つ。前面・背面のUSB-C(2つ)はPurePortとは別の端子です。
電源ノイズ + 逆向きの波
→
打ち消す
→
PurePort出力
バッテリー ― コンセント側と切り離す
付属の15V電源アダプターで、本体の8,000mAhリチウムイオンバッテリーを充電します。本体はそのバッテリーで動き、コンセント側の電源と回路を直接つなぎません。バッテリー管理機能が充電を20〜80%に保ち、負荷と劣化を抑えます。使用中の給電の切り替えと使用可能時間は、取扱説明書でご確認ください。
コンセント
→
15Vアダプターで充電
→
バッテリー(20〜80%で管理)
→
本体の回路
使い方を広げる機能
USB入力のないDACにも
USB入力の音声を最大192kHz/24bitでS/PDIF(光や同軸ケーブルでデジタル音声を渡す規格)に変換。同軸は標準電圧と高電圧の2出力、光出力も備えます。
クロックは内蔵にも外部にも
GMTクロック(デジタル信号を処理するタイミングを決める内蔵の基準時計)に加え、外部クロック機器から基準を受けるBNC端子を備えます。
送り側の機器を急速充電
USB OptiLinkのUSB-C(PD3.0/100W)端子にPD3.0対応の電源アダプター(別売)をつなぐと、対応する送り側の機器を急速充電できます。

背面の端子。USB出力、デジタル音声出力、SFP、BNC、電源入力が並びます。
本体は1U(ラックの高さ一段分)に収まる設計で、冷間圧延鋼製のOMNI Rack Mount Kit(別売)に対応します。
よくある質問
電源アダプターは付属しますか?
はい。本体用の15V電源アダプターが付属します。本体の入力電圧は9V/6A〜15V/4.8A、USB OptiLinkは5Vです。
バッテリーだけで使えますか?
はい。内蔵の8,000mAhバッテリーで動かし、コンセント側の電源と切り離して使えます。使用可能時間と切り替えの手順は、取扱説明書(PDF)でご確認ください。
USB入力のないDACにも使えますか?
はい。USB入力の音声を最大192kHz/24bitのS/PDIFに変換し、同軸(標準/高電圧)または光デジタルで出力します。DAC側の入力端子に合わせてお選びください。
ラックに入れられますか?
本体は1Uサイズに収まる設計です。OMNI Rack Mount Kitは別売です。
どこで買えますか?
公式オンラインストアと国内の正規販売店でお求めいただけます。店舗は、国内正規販売店のご案内でご確認ください。
製品概要と主な仕様
基本情報
| 製品名 | OMNI USB |
| 製品ジャンル | USBアイソレーションハブ |
| 価格 | オープン価格(市場予想価格 152,900円前後) |
| 発売日 | 2025年7月26日 |
| JANコード | 4562314020663 |
接続
| USB規格 | USB 3.2、USB 2.0 |
| 転送速度 | 10Gbps/5Gbps/480Mbps/12Mbps/1.5Mbpsbpsは1秒間に送れるデータ量の単位です。 |
| 入力端子 | 本体:USB-C(前面)、10G SFP、1.25G SFP、BNCクロック同期/USB OptiLink:USB-C(Host)、USB-C(PD3.0/100W) |
| 出力端子 | 本体:PurePort USB-C、PurePort USB-A×2、PurePort USB-A(電源専用)×2、USB-C(前面/背面)×2、同軸デジタル(標準/高電圧)×2、光デジタル/USB OptiLink:10G SFP、1.25G SFP |
電源・サイズ
| 入力電圧 | 本体:9V/6A〜15V/4.8A/USB OptiLink:5V |
| バッテリー | リチウムイオン 8,000mAhmAhは、バッテリーに蓄えられる電気の量の単位です。 |
| 寸法 | 本体:214×158×41mm/USB OptiLink:99×93×24mm |
| 重量 | 本体:1.19kg/USB OptiLink:268g(SFP光モジュール装着時) |
| 付属品 | OMNI USB/USB OptiLink/15V電源アダプター/縦置きスタンド/LCファイバーケーブル(1m)/USB-C to USB-Cケーブル(1m)/USB-A to USB-Cケーブル(1.5m)/SFP LCファイバー10Gモジュール×2/SFP LCファイバー1.25Gモジュール×2 |
※仕様は予告なく変更する場合があります。
光で切り離し、バッテリーで動かし、画面で確かめる。
二台を光ケーブルで結び、送り側の機器とDACの間に置くだけ。
オープン価格(市場予想価格 152,900円前後)




