LANアイソレーター(LANの接続部で電気的なつながりを切り離す小型アダプター)

いつものLAN端子に、挿すだけ。

LAN iSilencer

ルーター、ハブ、壁のLAN端子とケーブルの間に挿して使う、SilentPowerのLANアイソレーターです。入力側を電気的に切り離すガルバニック絶縁で、LANケーブルを通って伝わる電気ノイズを抑える設計です。機器もケーブルも、今のままで使えます。

発売中

オープン価格(市場予想価格 14,355円前後)

  • 端子に直接挿す、本体17g
  • RJ45端子に直接接続
  • ギガビット(1000BASE-T)対応
  • 急な電圧上昇を抑えるTVS内蔵

データの入口で、電気のつながりを分ける。

LANケーブルは、音楽のデータを運ぶ一方で、ルーターなどで生じた電気ノイズや、機器どうしの電位差による迷走電流の通り道にもなります。LAN iSilencerは、ケーブルと機器の境目に挟む一台です。内部で電気回路を切り離したまま信号だけを渡すことで、グラウンド電位の差やAC電源による誘導電流を遮る設計です。

ルーター/ハブ/壁のLAN端子

→ LANケーブル →

LAN iSilencer ― 絶縁された入力 → 出力プラグ

→ 直接挿す →

再生機器 ― 音を扱う回路

本体のプラグを機器側へ。ケーブルは本体のソケットへ。

再生機器のLAN端子とケーブルの間に接続したLAN iSilencer

再生機器のLAN端子にLAN iSilencerを挿し、その先に今までのLANケーブルをつないだ例。

LAN iSilencerの3つの特長

01 置き場所は、端子の上。

73.5×19×16mm、17g。端子に直接挿すので、ラックに機器を増やしません。ルーター、スイッチングハブ、壁のLANソケットにも使えます。

02 ギガビットに対応。

1000BASE-T/100BASE-T/10BASE-Tに対応。いまのギガビットのネットワークに、そのまま組み込めます。有線LANの端子が前提です。

03 ノイズ対策と、保護を一台に。

ガルバニック絶縁された入力で電気のつながりを切り、トランジエント電圧サプレッサー(TVS)でサージや電圧変動から機器を守る設計です。

試聴レビューから

音楽サーバーのLAN端子にLAN iSilencerを接続して試聴した、生形三郎氏の言葉です。

PHILE WEB

生形三郎氏

「音色は、ややゆったりと落ち着いた音調となり、木管楽器や弦楽器は、やや高域方向が穏やかな音になる。」

PHILE WEB(2026年3月30日)

音楽サーバーのLAN端子にLAN iSilencerを接続して試聴。

提供記事からの一部引用です。感じ方は機器や環境で異なります。

こんな方に

機器は増やさず、接続部から見直したい方へ。

  • ルーターから音楽再生機器まで、LANケーブルでつないでいる
  • ラックに据え置き機器を増やさず、端子まわりから対策を始めたい
  • 壁のLAN端子やハブの接続にも、ひと手間加えたい

こんな場合は向きません

Wi-Fiだけでつながる機器には使えません。有線LANの端子(RJ45ソケット)があることが前提です。

外して、挿して、つなぐ。

挿せる場所は、4つ。

ルーターのLAN端子、スイッチングハブの端子、壁のLANソケット、再生機器のLAN端子。いずれもRJ45ソケットなら、同じ手順で取り付けられます。本体の周囲に、73.5mmの長さが収まる空きを確かめておきます。

ルーター/ハブ/壁の端子

① ケーブルを外す

LAN iSilencer ― ② プラグを挿す

③ ケーブルをつなぐ

再生機器

① 今のケーブルを外す

取り付けるルーター、ハブ、壁のLAN端子の位置を確認し、つながっているLANケーブルを外します。

② 本体のプラグを挿す

空いた端子に、LAN iSilencerのプラグ側(出力)を挿します。

③ ケーブルを本体へ

外したLANケーブルを本体の差し込み口(入力)につなぎ、音楽の再生を始めます。

つなぎ方が分かったら、購入先をご覧ください。

機器のLAN端子に取り付けたLAN iSilencer

小さな本体の中を見てみる。

LAN iSilencer の基板(RJ45端子側)
  • RJ45端子側 ― 信号の入口と出口
  • トランス側 ― 電気を直接つながずに信号を渡す部品
LAN iSilencer の基板(トランス側)

仕組み1

ガルバニック絶縁。

[入力側の回路] |仕切り| [出力側の回路] ― 信号は渡り、電流は渡らない

ガルバニック絶縁は、電流が直接流れる通り道を切ったまま、信号だけを渡す方法です。壁越しに声を伝えるように、回路を直接つながずに情報を渡します。LAN iSilencerは入力側をこの方法で切り離し、グラウンド電位の差(機器ごとの電圧の基準のずれ)やAC電源による誘導電流を遮る設計です。

通常の電圧 ――^―― 急な山

→

TVSが抑える

仕組み2

急な電圧上昇に備える。

サージは、一時的に加わる急な電圧上昇です。普段の水流に、大きな波が一度押し寄せるような変化です。トランジエント電圧サプレッサー(TVS)は、そのような過剰な電圧を抑える保護回路で、水圧が上がりすぎたときに開く逃がし弁に似ています。

よくある質問

どこに挿しますか?

ルーターのLAN端子、スイッチングハブの端子、壁のLANソケット、再生機器のLAN端子のいずれかです。本体のプラグを端子に挿し、今までのLANケーブルを本体の差し込み口につなぎます。

無線接続だけの機器にも使えますか?

有線LAN端子への接続で使います。Wi-Fiだけでつながる機器に挿すものではありません。ルーターが無線対応でも、LANケーブルを使う接続箇所には加えられます。

本体の明るく見える部分はLEDですか?

LEDではありません。接続先の端子にある光を通す部分です。接続した端子にライトがある場合にだけ明るく見えます。

通信速度は落ちますか?

本製品は1000BASE-T/100BASE-T/10BASE-Tに対応します。お使いの機器とLANケーブルも、それぞれの対応規格を確認してください。

どこで買えますか?

公式オンラインストアでお求めいただけます。お近くのお店は国内正規販売店のご案内で探せます。

製品概要

製品名LAN iSilencer(ラン・アイサイレンサー)
JANコード4562314019179
価格オープン価格(市場予想価格 14,355円前後)

LAN iSilencerは、iFi audioブランドで販売されていた製品です。2024年9月からSilentPowerブランドで展開しています(取り扱い開始のお知らせ:https://silentpower.jp/2024/09/09/start/)。以前のレビュー記事には、当時のブランド名が使われている場合があります。

主な仕様

入力RJ45ソケット
出力RJ45プラグRJ45は、一般的なLANケーブルで使う爪付き端子の形です。プラグは差し込む側、ソケットは受ける側で、コンセントと電源プラグの関係に似ています。
伝送速度1000BASE-T/100BASE-T/10BASE-T1000BASE-Tは、LANケーブルで毎秒10億ビットを送るギガビットの通信規格です。荷物を運ぶ道路の容量のように、通信できる量の目安になります。
寸法73.5×19×16mm
重量17g
対応機器RJ45ソケット搭載ネットワーク機器全般
ネットワークオーディオ機器
ノートPC
スイッチングハブ
ルーター
有線LAN端子付きワイヤレス中継器など

※仕様は予告なく変更する場合があります。

お気に入りの演奏へ、もう一度。

端子に挿して、ケーブルをつなぐだけ。聴き慣れたアルバムの、好きな楽器の出番を待つ時間に。

オープン価格(市場予想価格 14,355円前後)