LANアイソレーター(LANの途中で電気的に切り離す機器)
LANケーブルの電気ノイズを、光で断つ。
LAN iPurifier Pro
ルーターとネットワークプレーヤー(またはPC)の間に置くだけ。LANケーブルを伝わる信号を、本体の中で光に変えて電気ノイズを切り離す、据え置き型の機器です。
発売中
オープン価格(市場予想価格 53,900円前後)
- 設定不要
- LANケーブルを2本つなぐだけ(電源はUSB)
- アンプやスピーカーは今のまま
- 今のインターネット回線のまま使える
データの通り道に、電気の切れ目。
LANケーブルは、音楽のデータだけでなく、ルーターなどで生じた電気ノイズも運ぶことがあります。本機は、この通り道の途中に「電気の切れ目」をつくります。内部で信号をいったん光に変え、電気的なつながりを断つ仕組みが「光絶縁」です。灯りで合図を渡すように、データは届き、電気はつながりません。
ルーター ― 電源・通信回路
→ LANケーブル →
LAN iPurifier Pro ― 電気 → 光 → 電気
→ LANケーブル →
再生機器 ― 音を扱う回路
光の区間で、電気的なつながりを切り離します。

実際の設置例。写真は左から再生機器・LAN iPurifier Pro・ルーターで、上の図とは左右が逆です。
3つの特長
01 光は、本体の中だけ。
光を使う部品は本体の中に収めました。外側は、いつものLANケーブルでつなげます。光ケーブルの買い足しも、光回線への変更も要りません。
02 アルミの筐体、手のひらサイズ。
幅約99mm × 奥行き約92.8mm × 高さ約24.2mm、重さ約241g。ラックの棚や机の上、再生機器の隣に置いて使います。
03 状態は、前面ランプで。
電源、接続速度、接続状態、光接続の状態を、前面の4つのランプで示します。点灯・点滅の意味は、取扱説明書で確かめられます。
試聴レビューから
弦楽四重奏とオーケストラ。二人の評論家が聴いた、その言葉です。
AV Watch
オーディオ評論家 山本浩司氏
「弦楽器の鳴りに陰影がもたらされる印象」
山本浩司氏、AV Watch、2026年5月29日
エベーヌ弦楽四重奏団でベートーヴェンの弦楽四重奏曲第7番を試聴。
PHILE WEB
オーディオ評論家 生形三郎氏
「明らかにディテールや情報量が引き出されてくる。」
生形三郎氏、PHILE WEB、2026年3月30日
再生機器の直前に接続し、オーケストラを試聴。
いずれも提供記事からの一部引用です。感じ方は機器や環境で異なります。
こんな方に
いつもの曲を、有線で聴く方へ。
- リビングの再生機器を有線LANにつなぎ、ストリーミングを聴いている
- デスクのPCで音楽を聴き、USBや電源に加えてLAN側も対策したい
- 愛用のアンプやスピーカーを使いながら、周辺の接続も見直したい
こんな場合は向きません
Wi-Fiだけで接続している機器には使えません。設置には、本体を置く場所と給電用のコンセントが必要です。
つなぐのは、3か所。
同梱内容:LANケーブル(0.5m)、USB Type-A to Type-Cケーブル(1.2m)、USB電源アダプター(5V)、クイックスタートガイド。
始める前に、置き場所を決める。
再生機器のそばで、背面のプラグを抜き挿しできる場所を選びます。電源アダプターなどのノイズ源からは離し、放熱のため周囲に少し空間をとってください。ケーブルの長さはLANが0.5m、電源用USBが1.2m。本体から再生機器と電源アダプターまで届くか、ここで確かめておきます。
ルーター
① 入力側LAN →
本機
② 出力側LAN →
再生機器
③ USB電源 ← 電源アダプター

背面の端子。左から ③USB電源、①LAN入力(STANDARD)、②LAN出力(OPTICAL ISOLATED)。
①から③の順につなぐ。本体の設定は不要です。
① 入力側LAN
いま再生機器につながっているLANケーブル(ルーターからの線)を抜き、本体の「STANDARD」(入力側)へ挿します。
② 出力側LAN
付属のLANケーブルで、本体の「OPTICAL ISOLATED」(出力側)と再生機器をつなぎます。
③ USB電源
付属のUSBケーブルで、本体のUSB Type-C端子と電源アダプターをつなぎ、コンセントへ挿します。USB Type-Cは、上下どちら向きでも挿せる楕円形の端子です。
つないだ後は、前面ランプを確認。
前面は左から、電源の状態、接続速度、接続状態、光接続の状態を示します。点灯・点滅の詳しい意味は、取扱説明書の各部の名称で確認できます。
つなぎ方が分かったら、購入先をご覧ください。
LANアイソレーターの中を見てみる。

- ① 光変換回路(電気 → 光)
- ② 白い光ケーブル
- ③ 光変換回路(光 → 電気)
仕組み1
光絶縁を支える部品。
二つの光変換回路の間を、白い光ケーブルが結んでいます。入力側で電気信号を光に、出力側で光を電気信号に戻す構成を、この一台の中に収めました。内部で光が弱まったり反射したりするのを抑えるため、ケーブルの長さと曲げ方まで調整しています。
よくある質問
Wi-Fiルーターからでも接続できますか?
ルーターから再生機器までをLANケーブルでつないでいれば使えます。有線でつなぐ区間に設置する製品です。
iFi audioブランドの頃の製品と、違いはありますか?
現在お届けしている製品は、対策済みのものです(パッケージ裏面の黒い丸型シールが目印)。2025年に一部製品の光変換モジュールで不具合が判明し、新しい部品に変更しました。当時の交換の申し込みは同年12月31日で終了しています。お手元の製品に不具合の疑いがある場合は、お問い合わせフォーム(https://silentpower.jp/support/)からご連絡ください。経緯は、これまでのお知らせ(https://silentpower.jp/2025/09/01/lan-ipurifier-pro-20250901/)に掲載しています。
インターネット回線の契約を変える必要はありますか?
必要ありません。光回線への変更も不要で、ご契約中の回線をそのまま使えます。本製品が扱うのは、宅内のルーターから先の有線LAN接続です。
ハブを使っている場合は、どこにつなぎますか?
ルーターとハブの間に入れます。ルーターからハブへ向かっていたLANケーブルを本体の「STANDARD」に挿し、「OPTICAL ISOLATED」からハブへつなぎます。ハブから先の配線はそのままです。
ルーター → 本機 → ハブ → 再生機器
100Mbpsや10Mbpsの機器でも接続できますか?
どちらも接続できます。実際の通信速度は、ルーターや再生機器、LANケーブルなどの接続条件によって決まります。
付属の電源以外も使えますか?
別売のiPower2も選べます。コンセントの電気を機器用に変える低ノイズACアダプターです。選ぶ前に次の2点を確認してください。① 出力電圧:iPower2は5Vモデルを選びます。② 接続端子:本体のUSB Type-Cへ接続できる組み合わせを、iPower2の仕様(https://silentpower.jp/products/ipower2/)で確認します。丸い出力プラグをそのまま挿すことはできません。分からない場合は、付属の電源のままお使いいただけます。
製品概要
| 製品名 | LAN iPurifier Pro(ラン・アイピューリファイヤー・プロ) |
| JANコード | 4562314019698 |
| 価格 | オープン価格(市場予想価格 53,900円前後) |
| 発売日 | 2025年3月14日 |
LAN iPurifier Proは、2025年3月にiFi audioブランドで発売された製品です。現在はSilentPowerブランドで展開しています。以前のレビュー記事やお知らせには、発売当時のブランド名が使われています。
主な仕様
| 外形寸法 | 約99×92.8×24.2mm |
| 重量 | 約241g |
| 電源 | USB Type-C 5V DC/1ADCは直流。乾電池のように、一定の向きに流れる電気です。 |
| LAN端子 | RJ45 ×2RJ45は、爪付きプラグを受ける一般的なLAN端子です。 |
| 対応速度 | 1000Mbps/100Mbps/10MbpsMbpsは、1秒間に送れるデータ量を表す単位です。1000Mbpsは1Gbpsに相当します。 |
| 付属品 |
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| 対応規格 | IEEE 802.3x受信が追いつかないときに「少し待って」と合図する有線LANの規格です。 |
聴きたい一枚の前に、LANを整える。
ルーターと再生機器のあいだに置いて、3か所をつなぐだけ。設定は要りません。再生機器の隣に、小さなアルミの一台を。
オープン価格(市場予想価格 53,900円前後)





